Syllabus  −  The Faculty Engneering Iwate University
 
授業科目 線形代数学    対象 電気電子工学科と応用化学科・1年次
開講学期 前期  単位 専門科目/必修/2単位
担当教官 大西良博  所属 人文社会科学部・環境科学課程 
 
 
授業の目的,概要と計画,教室外の学習 
・授業の目標
  理工学部の専門基礎科目として,線形代数数学の講義を行う.

線形代数学の学習は,行列を通して連立1次方程式を扱うことから始まるが, 真の目的は「微分方程式」など, ほとんどの数学に現れる線形的なことがらを,統一的に理解することにある. つまり「ベクトル空間」という概念とそれらの間の「線形写像」と呼ばれるものの基本的な分析方法に習熟すること にある.しかし,半年という限られた時間ではそれを学ぶことができないため, この講義においては上に述べた最初の段階,即ち
(1)あらゆる連立1次方程式(その方程式の本数と未知数がいくつであろうが)を機械的に解ける様になること.
を最大の目標とし,その為に
(2)行列式とその計算に習熟すること
(3)逆行列を求められる様になること,
を目指します. 受講者には,この講義が終り次第,教科書の後半を各自で読み進んでいただけることを期待している.
・概要と計画
  以下の様な順序で講義を進める :

  第1回    行列と数ベクトル
  第2回    行列と演算
  第3回    行列の分割
  第4回    行列と連立1次方程式
  第5回    基本変形
  第6回    簡約な行列
  第7回    連立1次方程式を解く
  第8回    正則行列
  第9回    置換
  第10回    行列式の定義と性質(1)
  第11回    行列式の性質(2)
  第12回    余因子行列とクラーメルの公式
  第13回    特別な形の行列式
  第14回    (予備)

・教室外の学習
  ほぼ毎回,宿題を出すので,それに挑戦し, 解答もしくはわからないことを詳しく書いたものを, 決められた期日(つぎの講義の前々日)までに,提出されたい. 提出されたものは講義のときまでに 添削し返却する.
 
テキスト・教材・参考書 三宅 敏恒 著 「入門線形代数」 (培風館) 
授業の形式 講義形式であるが,毎回の宿題をレポートにして提出すること. 
成績の評価方法 期末試験の結果が 60 以上を合格とする.演習レポートの評価や出席は一切評価対象としない. ただし,再履修者においては十分な出席と宿題レポートをすべて提出することが期末試験の受験要件である. 
留意点 毎回の講義で,理解できないところがあったときは,必ず具体的な質問を少なくともひとつしよう. 
 
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